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坑井の調査・診断および改修工事
温泉や水井戸は、一度掘り当てたからと言って永久に出続けるわけではありません。
長い年月使用している間に、“揚水量の減少”あるいは“水質，温度の変化”など、
それまでの利用に支障を来すトラブルが発生する事があります。
これらの現象には必ず何らかの原因があるため、早急かつ的確な対策が必要になります。
私たちは、お客様が温泉・水井戸をより安心してご利用頂けるよう、
調査・診断および改修工事を行っています。
井戸調査
温泉や水井戸で、「水量が少なくなった」、「水質が変化した」、「砂が出るようになった」などのトラブルが発生する事は珍しくありません。もちろん、そのようなトラブルが生じないような使用方法をとることが理想ですが、仮に発生してしまった場合は、その後の対策が重要になります。
そのため、様々な調査により井戸の現状を診断し必要かつ最適な改修工事計画を立案致します。
- 揚水調査
- 水中の状況（揚水量、坑内水位、水質、水温、排砂）から、正常時との変化を把握します
- 坑内物理検層
- 井戸内の水温，流速，伝導度等の変動をもとに、井戸内への流入水の有無および埋没の有無を把握します
- 水中カメラ観察
- 井戸内を水中カメラによって観察し、井戸ケーシングの損傷の有無およびスクリーンパイプ(集水管)の閉塞の有無を把握します
改修工事
調査によって判明した障害によって、様々な改修方法がとられます。
最も多い井戸障害は「水量の減少」であり、おもにブラッシング等の洗浄工事が一般に行われますが、弊社が特許出願した「アースエアージェット工法」は、優れた洗浄効果を発揮し、多くの井戸で揚水能力の改善が認められました。
- 遮水(パッカー設置)工事
- 井戸損傷部からの流入水等が確認された場合に遮水します
- 洗浄工事(ブラッシング)
- 集水管の閉塞が確認された際に、浚渫・洗浄を実施し、井戸の透水性を回復させ、揚水量の増加を図ります
- 洗浄工(アースエアージェット工法)
